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ミュージカル「薄桜鬼」を観て来ました

Category: 観劇感想   Tags: 30-DELUX  


マーベラスAQL×30-DELUX
 ミュージカル「薄桜鬼」
5月4日ソワレを観て来ました。


感想辛口です。
薄桜鬼。


ゲームもやったことないし、
アニメもみたことないんですが、

30-DELUXということで、

しかも30-DELUXがミュージカル?ということもあり
観に行ってきました。






原作よくわからないので
キャラの再現性とかはまったくわからないのですが、
お芝居にプラス殺陣あり、
歌あり、踊りありで

相当大変だろうな という舞台でした。



原作よく分からないとはいっても
新選組ものなので、
そういう意味ではなんとなくキャラのイメージはありますよね。やっぱり。


しかも最近で言うと
PEACE MAKERをネット観劇したりしていたので
そのイメージがやや強めかな。



といいつつ。
今回の舞台。

一番素敵だな と思ったのは
鈴木勝吾くん演じる風間千景。鬼です。



勝吾くんはシンケングリーンのイメージが強くって
その後の出演作も(しっかり観ているものはないんだけれど)
そのイメージから大きく離れることはなくって、

今回千景みて、
その佇まいも、所作も
殺陣も

こんなに出来る役者さんだったのかと
ちょっとびっくりしました。


かっこよかったなあ。




清水さんの殺陣は
見せ方がすごく好きなんだけれど、
何よりも一番すごいと思うのは

ほぼ殺陣初という役者さんたちを
ここまでの完成度にする手腕だといつも思う。



他のお芝居みていると
殺陣がいまいちだな。
慣れてない動きだなあ と思うこともあるけど

清水さんの殺陣でそう思ったことないですからね。


どうしたら そんな風に
教えることが出来るんだろうな といつも思うし、
清水さんの殺陣だったら

少なくともアクションパートは
期待して観に行けますね。



そんな清水さん自身は
今回、剣を持たない役という。


あら、残念。



でも、この鬼の三人はとにかくかっこよくって

千景の剣は
ものすごい剣技をみせるわけではないけれど
強いということの説得力がなんかあって、


素手で戦う清水さん演じる天霧は
素手だからこその
異様な圧迫感があって、


プラス銃使いの不知火が
飄々としていて
軽やかで とても魅力的。




この三人が
私的には見どころかな。







えと、で、
一番どうなんだろうかと悩んだのは
全体的なイメージなんだけれど

このお話。

舞台では明るい部分も
楽しい部分も
面白いところも
色々つまっているんだけれど、



メインストーリー自体は重くて暗いですよね。


だけど
楽曲が明るいものが多くって、

もちろん明るいシーンは
そのおかげで楽しくみれたんだけれど、



一番うーんと思ったのは
近藤さんが死ぬ場面での歌が。。。

え?ここでこれ?って思って。

なんというのか
軽すぎる。



パンフレット読んだところ
このシーンでこの前向きな歌でくるところがすごい
というようなことをおっしゃっていましたが、


近藤さんの死を乗り越えて前へ進む。という気持ちの切り替わりは
この歌ですごく伝わった。

けど
曲の導入部分での
近藤さんの死を受けての軽さの印象は
どうしてもぬぐえない。


だけども
こういうイメージで物語が進むのが原作であれば
忠実ともいえるからなあ。

原作知らないと、このイメージがよい方向なのか掴みづらい。



他の部分も
歌の分だけ間のびしている気がして、

つまりは なんでミュージカル?ってことなんだけど

まあ マーベラス主導なので
ミュージカルを作ろう!からスタートしていることに
なんでミュージカルにしたんだろう?というのもおかしな話かも ですが


もしも歌がなかったら、
落ち着いて、お芝居を見れて
スピーディーな殺陣を楽しめたろうな と思ってしまうのは仕方ないじゃないか。


良い歌もたくさんあったし、
楽しんだシーンもたくさんあったことは確かだけど。






アクションはすごく素敵だったのだけど
残念だったのは
槍のアクション。


左之助は、槍つかいということで
新選組ではついつい目が行っちゃうキャラなんだけども


ごめんね。


長物大好きな私が
こんなにときめかなかった槍のアクションってはじめて。



といっても
健斗くんのアクションがへたとかじゃなくって、
動きもきれいでよかったと思うんだけど、



なんというか
せっかく長い槍つかってるのに
長さをいかした動きが少なかった。


槍の醍醐味だろう そこ。



あとは
健斗くんのスタイルのせいはあるかなあ。


槍つかいにしては細すぎる。




で、
これは他の隊士にもいえることだけど
武器が軽くみえるんだよね。


けど
刀は殺陣がスピード重視な感じだから
軽やかにみえて さほど気にならない んだけど
槍はねえ。

軽そうだと迫力にかける。



背が高いことで
槍をきれいにみせることが難しくなってる というのもあるのかな。


やっぱり小柄な方が
それを槍の長さで補っている
大きなアクションがしやすい。気がします。



まあ 槍オタクの偏った見方だなあ(笑




でもね。
オタクなこというと
こんな残念な気持ちも出て来ちゃうけど


あれだけのことをこなして
なおかつ
あれだけの演技をするには
役者がどれだけ真剣に向き合っているか
というのはすごく分かるし
すごく伝わってきます。




清水さんがカーテンコールで
感想をぜひつぶやいてください。
だけどお手柔らかにお願いします。
とおっしゃっていたので、



評判よくないのかな とか
制作側として何か思っていることがあるのかな とか
ちょっと思ったりしました。




原作ものというのは
色んな立場の人が色んな立場での意見があったり
というのもあるだろうし、



また
スペシャルな人たちが
全力で自分の仕事をしたからといって
傑作になるわけじゃないんだよな。と
しみじみと考えました。





そういえば天野くんが30-DELUXの準メンバーになったんですよね。
天野くんと清水さんの前説というのは
初めてみたのでなんか新鮮でした。




あ、そうそう
天野くんの山崎!
地味っちゃ、地味なんだけど
監察らしくって素敵でした。




ん、
そうだ
残念だったことがもうひとつ。


30-DELUXなのにロビーに着ぐるみがいなかったのは
ちょっと寂しかった。




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コメント

初めまして、こんばんは。
突然で申し訳ないのですが、ひとつお聞きしたいことがありまして、失礼させて頂きます。

1993年公演のミュージカル「セーラームーン」で、佐野瑞樹さんがタキシード仮面を演じられていましたよね(わかりますでしょうか?)。
その公演のタキシード仮面の歌の部分は、佐野さんご本人のお声なのでしょうか。
と言いますのも、この公演の歌シーンはほとんど口パクな上、私にはタキシード仮面の話し声と歌声がどうにも別人のもののように聞こえてしまっていて、もしかしたら歌は別の方が歌っていらっしゃるのじゃないかしら、なんて思ったりもしていたのです。

ファンの方ならおわかりになるかと思い、書き込みさせて頂きました。不躾にごめんなさい。
わからなければスルーして頂いて構いませんので!
それでは、失礼致します。

2012/05/10 (Thu) 21:32 | ユリ #- | URL | 編集
>ユリさん

セーラームーン懐かしい!


えと
私の思うところ
佐野瑞樹本人の歌声だと思っています。


どちらかというと
このミュージカル セリフの方が声質が瑞樹くんっぽくなく聞こえて
歌を聞いて なんか瑞樹くんだ と安心できたというか
落ち着いた記憶があります。


もちろんセリフも
滑舌というか
舌のまわり具合というのか …は 瑞樹くんらしいしゃべり方なので
あきらかに本人なのですが(当たり前か セリフなんだから)
発声の仕方が違うのでなんか違和感がありましたね。




懐かしい話題ありがとうございます。
久々に瑞樹くんデビュー作のことを思い出して
なんだか楽しい気持ちになりました♪


そして別人が歌っているのでは…と思われたということは
今や歌が苦手だと言い張っている瑞樹くんの歌を
上手く聞こえていて下さったのかしら。。。と
都合の良い解釈を(笑

2012/05/11 (Fri) 20:14 | NAO #- | URL | 編集

お返事ありがとうございます。
佐野さんのお声だったんですね。しかもデビュー作とな!
小さな頃、セーラームーンが大好きで、あのビデオを何度も繰り返し観ていたのですが、最近になってDVDを買い直してみたら、びっくりしちゃったんです。あれ、タキシード仮面様ってこんなに格好良かったっけ? なんて。
仰る通り、とっても歌がお上手なんだな、と思いました。あの歌声を持ってして歌が苦手だなんて、なんて贅沢な方……。
すっごく甘い声なんですもん、聞く度にうっとりしちゃいます……!

セーラームーンを見返すまで佐野さんのことは知らなかったので(昔観ていた頃は漢字も読めない幼子だったので)、ジャニーズJr.という肩書にもびっくりでした。
舞台でご活躍されているみたいなのでぜひ観劇しに行きたいなあなんて思いつつ、地方住まいの学生なので中々難しいんですよね……。何か映像化している作品ってあるのでしょうか? オススメがありましたらぜひぜひ教えて下さいませ!

貴重なお話、本当にありがとうございました。
またお邪魔させて下さい!
せっかく本人の歌声とわかったので、今日は佐野仮面を観てから寝ることにします(笑)
長々と失礼致しました!

2012/05/12 (Sat) 00:22 | ユリ #- | URL | 編集
> ユリさん

瑞樹くんの出演作品で映像化されているものは。。
あるにはあるのですけれど
入手できるものとなると。。

舞台作品だと
・「劇場の神様」
・「ワンダーボックス」
・「サムライモード」

TVドラマだったら、
・「金田一少年の事件簿」(堂本剛くん版)は、DVDも発売されてますね。

このあたりならば、入手可能なのではないかと思います。


ただ、ですね
瑞樹くんがあのトーンで歌ったりしていたのは
20代前半あたりに出演していた少女マンガ系ミュージカルのあたりだけで、

その後はもうちょっと低いトーンですし、
また映像に残っているものは
ちょっと声が嗄れていたりするので
タキ様をお気に召した方にはなかなかおすすめしづらい。

そして、そもそも歌わない。


えと
「劇場の神様」は
現代劇と、劇中作である時代劇が交互に進んでいく構成で
とても大好きな作品です。
名古屋公演の1回目を観に行って、
あまりのおもしろさに
名古屋公演中、行ける限り通い
なんで昼公演観れないんだろうと(仕事があるから)地団太踏んだ思い出が。

が、そもそも私は時代劇が好きなので
一般的には楽しんでいただけるか 薦めるとなると不安。

エンディングで瑞樹くんもちょっと歌います。
ソロではないので歌声はほとんど分からない上に
かなり声が嗄れてますが。。。




「ワンダーボックス」と「サムライモード」は
紀伊国屋で取り扱っているので一般入手もしやすい作品。

ワンダーボックスでは
ラストの方でちょっと歌います。
けども、へたな歌を歌うシーンなので
わめく という感じになっております。


「金田一少年の事件簿」は瑞樹くんが若い頃の作品ですから
タキ様の頃に一番近い瑞樹くんをご覧いただけるのではないかと思います。



瑞樹くんは歌とダンスにすごい苦手意識があるみたいで、
ガチのミュージカルに出演している時は
しっかりした素敵な歌を聞けますし、
またジャニーズJr.として歌って踊っていた頃は
歌も自然に歌っていたんですが、


苦手だと言い始めてからは
クオリティは下がってますね。


私が考えるに
大きなミュージカルとか出て、
本格的なミュージカル俳優さんのクオリティから
自分の歌はダメだと
自信がなくなったというのか
上手い風に歌っててもだめだ と思ってしまったというか

そんな気持ちから
歌わなくなったし
歌わないから、歌えなくなった …のではないかな と推察。

本格ミュージカルは歌稽古があるので
それなりに仕上がるけれど
普通の演劇では歌稽古しないから
クオリティもあがってない(し、お芝居を観る上でそこのクオリティはそんなに必要じゃない
のかなあ なんてことを考えております。



人にものを薦め慣れてないので
ぐだぐだなこと書いて申し訳ない。


瑞樹くんを中心に考えなければ
お話としては
どれも楽しめる作品と思っておりますので
機会がありましたら。是非。

2012/05/12 (Sat) 12:34 | NAO #- | URL | 編集

わあわあ、詳しい解説付きでありがとうございます!
確かに、セラミュってもう二十年前ですものね。今もお顔立ちは変わらず綺麗ですけれど(お正月のドラマ、たまたまでしたが見ました)、やはり古いものからちょこちょこ攻めてみます。

ぐだぐだなんてまたご謙遜を。詳しく教えて下さってとっても参考になりました。
本当にありがとうございました!

2012/05/13 (Sun) 23:53 | ユリ #- | URL | 編集

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