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「リチャード三世」を観て来ました

Category: 観劇感想   Tags: リチャード三世  岡本健一  浦井健治  中嶋朋子  

「リチャード三世」
 10月7日公演を観て来ました
ヘンリー六世観たら
もう絶対リチャード三世を観たくなるでしょう。


それも
絶対岡本健一のリチャード三世を!


それが叶うということで
今年一番楽しみにしていた舞台。
リチャード三世。



岡本くんのリチャードは
やっぱりとてもとても素敵でした。



けど
ヘンリー六世でのリチャードと
リチャード三世でのリチャードはちょっとだけ変わった。



結局は真ん中に立つ人物ではなかったということなのかも知れない。



王冠を目指して落ちていくリチャード。



一番てっぺんを目指していたはずなのに
王冠を抱いたリチャードは
一番底にたどり着いたようにみえた。


今まではリチャード的には騙していたつもりであったとしても
リチャードのことを好きな人が周りにいた。


でも
王冠にたどり着いたリチャードはひとりぼっち。



そして
王冠を手に入れたらもう
後は破滅を待つだけ。



ただ王冠を取られたくなっていやいやするリチャードは
凶暴だけど




だけど
観ていて憎み切れない可愛さがあって

そこが岡本リチャードの好きなところです。





しかし
リチャードはすごい。

王の躯の前でアンを口説いて
口説き落としてしまう。




他の人物たちも
思った通りに操っていけるのは
やっぱり単に口が上手いとかだけではない
恐ろしさの中に魅力が潜んでいたんじゃないのかな。



脚本だけみてると
いやいやリチャードこんな展開
お前には無理だろう思っちゃうんだけど
岡本リチャードはそこが納得できちゃうんだよね。



ほっとけない気分にさせられるの。








驚いたのはラスト


最後に
リチャードが二本の足で
歩いているのを観た時の衝撃。



ああ
リチャードはやっと現世の枷から逃れられたんだと
とても救われる思いでした。



絶対に有り得ない光景。



ただ歩いているだけなのに
観ている間中ぽかんと あっけにとられて
思考停止して

リチャードの姿が見えなくなってから
涙があふれてきました。




リッチモンドが浦井くんというのも
ぐっときて。



浦井くんの演じた
ヘンリー六世からリチャードが取り上げた色々なものが
浦井くんに帰っていく。



リチャードの観た悪夢が覚めていくようで

このキャストでのヘンリー六世。
そしてリチャード三世が観れて本当に幸せでした。




ビジュアル的にも
すごく素敵で



一面に敷き詰められた砂。



砂に残る足跡。



砂をふみしめる足音。




片隅で朽ちているヘンリー六世の椅子。




ヘンリーよりも簡素なリチャード三世の椅子。




色とりどりの椅子の中にある
真っ黒なリチャードの椅子。




そして何より
一番素敵だったのは
中嶋朋子さん演じるマーガレット!



真っ白。




リチャードの黒さと
マーガレットの白。



真っ白で
朽ちていて


汚れているけど
孤高で。



呪いの言葉を吐きながらも
だけど真っ白で。



きれいだった。




マーガレットが登場すると

どこにどうしても目が行く。



リチャードが世界を回していたけれど


世界を支配しているのはマーガレットだった。




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「リチャード三世」 10月7日公演を観て来ました

2012.10.28 (Sun) 08:59 | まっとめBLOG速報
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