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名古屋能楽堂五月定例公演を観てきました

Category: 観劇感想   Tags:  女郎花  

名古屋能楽堂五月定例公演を観てきました。

 狂言「水汲」
 能「女郎花」

昨年 夢幻不条理劇「蜘の糸」で初めて名古屋能楽堂に足を踏み入れ
能舞台の場の力強さにやられてしまい 

この舞台で繰り広げられる能ってどんなものなんだろうと
一気に能が観たくなり、
でもチケットどこで買ったらいいの?とか分からず

今年中には絶対観たいと思っていて
ようやく観に行くことが出来ました。



特に何が観たいとかなくって
とりあえず一回能を観てみたいと
観に行ける公演で一番早いものを選んだので
お話しもよく分からず、

一応あらすじは読んで予習したものの
ちゃんと分かるかな?という心配はありました。



今回観た「女郎花」は事前の解説によると
あまり上演される機会も少なく
ちょっと特殊?なものみたい。

なのでもしかすると初めて観る向けじゃなかったかもですけれど
楽しかったです。


あ、と言っても
過去の出来事を語ってる場面とかかなりうつらうつらしてましたけれど。。


予習しなくても物語はたぶんなんとなくは分かるかなという感じ。

でも自信は持てなかったと思うので予習しておいて良かった。



能が観たかった一番の理由
能舞台で能はどんな風に見えるのか。



今日まで二回能楽堂には観劇に来ているのだけど
どちらも能舞台でやるからこその世界 な感じでした。


でも能は能舞台でそもそも行われるものだから
能舞台の力自体はむしろ際立っておらずとても普通にそこにある感じ。


観て初めて
そりゃそうだよなって思った。


舞台も人も同じ存在感で
当たり前のようにそこに在って、


現代劇で観た時にはものすごい力を感じた舞台だったけど
あるべき場所に普通にあるものに見えるのが当たり前なのにちょっと不思議。



で、舞台には装飾もないし
囃子方と役者の境界もあるとは思うけどフラット。


物語の進み方も構成も型の通りなんだろうなという印象。


見せ方も構成の仕方も決まったものがあって
役者の動きも決まっていて
素面のお役もありますけれど
能面もあって表情さえも見えない。


自由がないように感じるくらいな枠の中だからこそ
感じる個の魅力、、なのかは初めて観るから分からないけれど

型の美しさと同時に感じる魅力は個の持つものなのではないかな と感じました。




これ体操競技の魅力と通じるかも。

体操も種目ごとに決められた数の技を行う競技だから
技自体はそれぞれ同じで、
それをきちんと行うというところも素晴らしいのだけど
同じ技でもやっぱり選手ごとに色が出てきて、
技を組み合わせることでその色はよりはっきりと見えてくる。

その選手がこう演技したいという気持ちから現れる表現だったり
無意識に、その選手のリズムや捌きから作られる表現でもあったり


表現の自由が少ないからこそ
引き立つ魅力というのは ものっすごい好み。


っていっても本当にそういうものなのかは
もっと色々観ていくうちに感じていくものなのだろうけど

初回の印象は体操の魅力に近いな めっちゃ好みかも。という感じ。






今回一番楽しかったのは
小野頼風とその妻の霊が登場してから。


このお二人がとても素敵だった。


妻はとても美しくて
頼風はちょっと可愛く見えた。


能面だから表情は変わらない筈なのに
表情が変化するように感じました。



でも考えてみればお人形だって表情は変化するように感じるから
能面だって同じだなと思いました。


お人形の表情の変化は
自分の気持ちが反映してみえる部分が大きい。


能面の表情の変化も
この人はこう感じているのじゃないかしらという気持ちが反映して見せるものなのかも。


まあもちろん影や光から生まれる変化、でもあるとは思うけど。


そういう技術を観られるのも素晴らしいけれど
現代劇とかミュージカルとか以上に
観客それぞれ違うものが観えるんじゃないのかなという
見えてるものは自分の内面の影響度合いが高そうなところも好みです。



見えるのは能面をつけた人。なんだけど
感じるのは自分の理想とするそれぞれのお役の人。なの。



二人とも本当に素敵で
そして切なかった。





最終的な物語の収束がイマイチよく分からなかったのは
勉強不足というか、ちょっと残念ではあったのだけど


色々な意味でめちゃ好みだということが分かりました。





いっぱいチラシも入手出来て
チケットそれぞれどこで買えばいいかも分かったので
次回どれ観ようかなーと検討中。



もっと勉強もしたらきっと楽しいぞと思うけど
よく分からないで間違った解釈かもだけど自由に観るのも楽しい気がするので

ゆるゆると知識も蓄えつつちょっとずつ色々観ていきたいな。




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