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ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」を観て来ました

Category: 観劇感想   Tags: ロミオ&ジュリエット  山崎育三郎  城田優  中島周  大貫勇輔  良知真次  石井一彰  浦井健治  上原理生  平方元基  


ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」
 9月18日マチソワ観て来ました


ネタバレありますので
お気を付けください。
マチネが
 山崎ロミオ、フランクジュリエット
 平方ティボルト、良知マーキューシオで、
 死のダンサーが中島さん。

ソワレが
 城田ロミオ、昆ジュリエット
 上原ティボルト、石井マーキューシオで、
 死のダンサーが大貫さん

にて観劇。




舞台となる街ヴェローナは
アンティークな様式でありつつも
携帯電話など現代のアイテムも登場する
不思議な世界観。



時間軸で考えると
過去なのか?現代なのか?
不思議な街ですが、

なんとなーく未来のイメージがしました。



というよりも異世界というのか。。



過去の建築様式を大切にしていた街で
現代文明が崩壊して
その後、再建をすすめる未来。というイメージ。





山崎ロミオは
みんなの中にふわっと入って行って、
するっと出てくる。


歌で「天使の笑顔」と言われていますが
まさに天使。



その天使が
ジュリエットに会った途端に
ジュリエット一色になってしまうのだから

モンタギューの若者たちの嘆きというのか
裏切られた気持ちというのは
ひとしおというものでしょう。




城田ロミオは

 私がマチネの山崎ロミオを引きずってる
 というのもあったと思うのだけれど


なんというのか
柔らかすぎ な感じがしました。


うーん。
背が高いから そう感じてしまったのかもしれないけれど
もっとリーダー然とした感じなのかな?と思っていたから
イメージと違ったのかもしれませんね。


優しいロミオ。
孤独なロミオ。


モンタギューのみんなが大好きで。

だけどキャピュレットを憎くは思えない。


争いを止めたい。
と同時に、争う気持ちを持てない自分に疎外感も抱いている

そんなロミオは
ジュリエットに出会って
はじめて気持ちを共有できる喜びを知った。





ベンヴォーリオは
最初はティボルトとともにモンタギューらしく生きているけれど

ロミオがいなくなったあとは
まるでロミオの意思を継ぐかのように
モンタギューとキャピュレットとの諍いを止めようとする。




これが
なんだか働き蟻のようだな なんてことを連想した
罰当たりものです(笑 すいません



働き蟻って
全部が同じだけ働いてるわけではなくって
2割がすごくよく働いてて
2割がなまけてて
残りが普通。
(あ、割合は間違ってるかもですけど)

で、よく働く子ばかり隔離するとどうなるかというと
やっぱり2割がよく働いて
2割はなまけるそうなんですよね。



で、もちろん蟻に限らず
どの世界でもこういうことは起こるらしいのです。


で、
ベンヴォーリオ。



ずっとキャピュレットを憎んでて

それが当たり前で

争いをとめるロミオが不思議で

でもロミオがいなくなってはじめて
自分の憎しみに疑問を抱く。




人にはいろいろ役割があって。
ロミオは、
みんなと同じ気持ちでないことに
孤独感を抱いていたかもしれないけれど

それが安定した形だったから

ロミオがいなくなって
ベンヴォーリオが止めることで
元の形に戻ろうとしたような気がした。






死のダンサーの大貫さんは
すごく不思議な魅力 …というか空間を作っていて、

ロミオもジュリエットも

モンタギューもキャピュレットも

みんなが不安を抱えている中で

ただ 死 だけが安定している存在だった。



死 こそが安定であり
安らぎ。



だから。




ロミオとジュリエットは
死へと進んでいくのだけれど

安定へと向かっていく
穏やかさも同時に感じました。






中島さんの死は
生の裏側。



すぐ横に死がいるのかもしれないという
恐怖…というよりは 怯え というのか
悲劇の足音という感じでしょうか。


安定というよりも無。


だから。


大貫さんの死は
そこを観ていたい という気持ちが沸き起こり

中島さんの死は
怖くて目が離せない という気持ち。







でも
死が訪れるのは
ロミオよりも
マーキューシオ。

そしてティボルトが先。






良知マーキューシオは
なんだろう。
上手く言えないのだけど

もう良知くん!という感じで


えと。
セクシーで男気があって
だけど少年っぽい雰囲気で
パワーがあふれるリーダー。



石井マーキューシオは
三枚目というか

おどけながらもみんなを盛り立てて
引っ張っていく。


良知マーキューシオが
思うがままに突き進んでいくところに
みんながついてくる のに対して

石井マーキューシオは
一歩引いて
周りをみて引っ張り上げている。





ティボルトもね。


平方ティボルトは
きりっとしていて
貴族然としているというのか

人の上に立つ存在として律している人物。



で、
上原ティボルトは
力があまっていて
一番上に立つために生きている。

と同時に
それでも手に入らないジュリエットへの気持ちを持て余している。



平方ティボルトは
ジュリエットへの愛を抑え込もうとしているように思えた。





そこに
パリスが登場。




パリス。。。


ホントに岡田くんは
空気読まないバカな子が似合うなあ。




ジュリエットに嫌われまくるパリスですが

ちょっと色々あれですが、


いい男だよね。







キュピュレット夫妻は
なんというか もうきゅんきゅんして観ちゃうんですけど。


だって、禅さんと真世さん。




キュピュレット卿は
ダメな旦那の見本のような感じのキャラクターですが、

禅さんだものなあ。



かっこいいんだよ。



ジュリエットへの愛を歌うところとか
素敵。





このね。
ジュリエットへの愛。



父性をいまいち信用できない私ですが

その愛情に 涙しましたよ。




なんかね。

生まれてからずっと愛していた子供が
実は自分の子供じゃなかった と分かった父親が
途端に子供への愛情がなくなる気持ちがわからない。
(本当にいるらしいのですよ)

じゃあ それまでの子供への愛情は
自分の血を引いているという幻想からの思い込みだけかと思うとね

父性なんか信じられるものではありません。

な、もんですから
キュピュレット卿の
ジュリエットへの愛は
すうーっと心に入ってきて、
あたたかい気持ちになりました。






真世さんのキュピュレット夫人もきゅーと。


ティボルトに振り回されている…けど
振り回されてなんかいないとつんとした感じとか
きゅんきゅんしました。


かわいすぎです。





で、
ジュリエットに
あなたはお父さんの子供じゃないのよ と言っちゃうわけですけど
あれだと
ジュリエットがティボルトの子供みたいに聞こえませんか?



あれ?そういう設定?
ということは
ティボルトがジュリエット、ジュリエット言ってるのは娘だから?
てか、従妹で娘だから二重の禁じられた恋ってこと?
とか頭を悩ませましたけど


違いますよねえ うん。


いや しかし
ティボルトが知らないだけで
本当はティボルトの娘という可能性も とかねえ。



そう聞こえるんだもん。






で、
そんな流れから
ロミオと出会い。


ロミオ追放。




で、

ジュリエット なんでついていかない。。





まあ ジュリエット
箱入り娘ですし。


キュピュレットの名前を捨てましょう とか言っても
大好きなお父様やお母様を捨てて出ていこうとは
直ぐに決断できないよね 。。 と思いたいけども


あの流れで、まだロミオを選べないですか。


とねえ やきもき。





だけども
ロミオのジュリエットへの愛が
うっとりするほど素敵だった。



キスのひとつひとつに
愛しさがあふれていて。






ジュリエットとの別れ。

最後のキスが
最大級のときめきと涙をおこしました。







一目見て
ジュリエットに恋したロミオ。


一目見て
ロミオに恋したジュリエット。




一目惚れって
たぶん重さんに会ってなかったら
理解できなかった感覚なんだけれど、



あの舞台の上に重さんが出てきた途端に目が離せなくなった。。

あの瞬間をイメージすれば
ロミオとジュリエットの気持ちは分かる気がしました。




好みだとかどうだとか もう
そんなこと超越しちゃって、


ただただ他のものが見えなくなる感じ?




そんなことが自分におこるなんて
夢にも思わなかった。




だからもう
悲劇だと分かっていても
進むことしかできなかった。










エンディングがきれいで、
何度でも
あの光景を思い出します。







ロミオとジュリエットの愛の物語
というよりも

ヴェローナという街のはじまりの物語を
観たような気がしました。

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